こちらに映し出されるのは、契約書を前に説得する男優とAV監督らしきふたりの男と、その言葉に説明を求める制服の女子。 彼女が問う、「媒体ってどういう意味ですか?」「ここに書いてる違約金っていくらですか?」などの質問に対して答えていくふたりの男。あくまで自由意志で、契約書の内容も社会規範からそこまで逸脱したものではないように見受けられます。 ただ、これが通常の雇用契約なら問題ないのですが、これから行うことはAV撮影。つまり裸仕事です。それを年端もいかない女の子に矢継ぎ早に条項を読み上げ、「あと10分で決めて、とりあえずサインだけしちゃおう」などと進めるやり方を強要ととるかとらないか判断が分かれるところ。 つまりこの映像が、いかにもなヤクザ的なやり口での強要であるなら糾弾もしやすいわけです。そして、この映像のような交渉が概ね業界ではスタンダードなやり方だとしたら。 当アカウントがこの映像の委託を受けた際、本来なら元の映像素材冒頭にこのような契約のやり取りが残っていたとしても、この部分をカットし、普通のナンパもの? もしくは新人デビューものなどに加工してお送りすることが通例です。 ですが、昨今、AV出演について取り立たされることの多い情勢を鑑み、ノーカットで収録し、こちらの判断をご購入者様に委ねたいと思います。 最後に被写体についてです。 制服姿なのは、きっと撮影の設定に合わせて用意されたものでしょうが、中退した18歳だと自身告白します。つまり製作者は「18歳中退生デビュー!」などと謳って発売するつもりで、それに合う衣装を用意したというところでしょう。当然、この映像が1本目。つまり素人です。 しかし、一転。セックスが始まると、意外にノリノリな姿を見せ、突き出る巨乳を揺らして感触を楽しんでいるようにも見えます。(本当に楽しんでいるのならそれはそれで複雑ですがなんとなく安心します) 逆に本当は嫌々でも、感じやすい体を持っていて、反応してしまうだけだとしたら、彼女自身はそれを悩みに思っている可能性もあります。 すべての行為が終わってもカメラは被写体を撮り続けますが、言葉はありません。 この時、彼女はなにを思っているのでしょう。ここは想像するしかありません。